ドッグフードを選ぶ基準は人それぞれです。
けれど、フードは愛犬の健康に直結する大事なもの。
本当にこんな基準で選んでいいのでしょうか?
「愛犬が喜んで食べるから」美味しそうに食べてくれると嬉しくなる気持ち、とっても良く分かります。
でも、そのフードには食い付きが良いように余計な添加物が含まれているかもしれません。
表面的な味付けで食いつきを良く見せかける製品はゴロゴロしています。「ナチュラル/プレミアムと書いてあるから」内容が全く伴っていなくても、外袋に何を書こうがメーカーの自由です。
プレミアムフードやナチュラルフードの基準も概念も、明確で公的な定義などありません。
本当にナチュラルでプレミアムなフードなら、量販店の陳列棚になんか並びません。「無添加と書いてあるから」だとしたら、製造年月と賞味期限を確認してください。
本物の100%無添加フードなら賞味期限が製造日が1年以上もあるなんて考えられません。人間が主食とする食品で、こんなに長い賞味期限が設定されているものがあるでしょうか?
「仔犬の頃から食べているから」ブリーダーやペットショップが勧めるフードが本当にいいものとは限りません。
だってそうでしょう?
そのコの一生に責任はないのだから。「健康に良いと書いてあるから」それは誰が決めたことでしょうか?
その根拠はどこにあるのでしょう?
文字として書かれた情報には多くの嘘が隠されています。「○○(犬種名)用と書かれているから」犬種別のフードを並べて、外袋の原材料を見比べてください。
ほとんど内容は変わらないはずです。
「そう書けば売れる」というパッケージのマジックに踊らされているだけです。
「安くてお得だから」人間用の食肉を100g買うといくらかかりますか?
1kgのフードのうち半分の500gをお肉が占めたとして、単純計算で安くても500円はします。
それにその他の材料費、メーカーの利益や流通コストが加算されます。
その上で販売店がしっかり利益を取れるフードの価格は、一体いくらが妥当でしょうか?
良質のお肉をふんだんに使ったフードが、そんなに安いはずがありません。「テレビCMをやっているから」
「雑誌で広告を見て良さそうだったから」本物のフードなら宣伝広告費はいりません。
何故なら、意識の高いオーナーさんたちが実体験を勝手に口コミで広げてくれるから。
品質重視のメーカーは広告費を使わず、商品開発費を惜しみません。
「手に入りやすいから」入手しやすいフードは確かに便利です。
けれど、それは人間にとって都合が良いだけのこと。
愛犬の健康とは全く無関係です。愛犬と共に過ごせる時間は、長くてもわずかに十数年程度です。
その間、犬たちは飼い主が決めた食事しか食べることができません。
だったら、愛犬が心から喜ぶもの、愛犬の健康に役立つものをあげたいとは思いませんか?
当たり前のことですが、あなたが愛犬に与える食事が愛犬の体を作ります。
愛犬を病気にするフードを与えるのもあなたなら、愛犬を健康にするフードを与えるのもあなたです。

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